この50年間というもの、動物、人間、そして魚でも、精子の数が減少し精力減退を続けているとモントリオール大学のセルジュ•ベリズル教授は報告しています。原因はまだ特定されていなせんが、食生活食品の保存や大気の汚染や着色物質の他、プラスチック容器やポリ袋に入ったものを、電子レンジで温めるとプラスチックが熱されたときに浸出する化学物質や、ほとんどの殺虫剤に使用されている内分泌撹乱化学物質。
いわゆる環境ホルモンと呼ばれる一連の化学物質が動物の生殖システムに大きな影響をもたらし、ED、精力減退や中折れにも関係している場合多いようです。日本でも1990年以降、「精子数」に強い減少傾向と精子の活動性が低下しているようです。
体力が衰えると、性欲もそれに比例して衰え、その上環境ホルモン、さらに精神的なストレスや病気がある場合は、その影響をもろに受け精力減退して中折れやEDの症状もでてまいります。さて、このようにして精力減退が起こるわけですが、精力減退は性ホルモンと深く関係しています。
男性ホルモンは副腎と睾丸より分泌されるホルモンですが、ストレスなどによってこのホルモンの分泌量が減少すると精子の発育が悪くなって、勃起中枢が興奮しにくくなり、その結果、精力減退で、中折れやEDのような症状が出てくるわけです。そこで、精力を回復させるには、勃起力を高めたり、男性ホルモンの分泌を促したり、性器の機能を高め精力減退やEDや中折れを防止することが大切です。
深刻な悩みを抱えていたり過労気味だったりしていると、30代、40代でも精力減退し、中折れやEDに陥ってしまいます。現実問題としてこの働き盛りの若い世代でも中折れや精力減退に悩む人は想像以上に多いようです。 |