短小とは、男性器である陰茎が小さい事を指す言葉ですが、短小は男性の性の悩みとして、早漏、包茎、ED等と並び、常に上位に入る悩みです。その中でも短小は、男性のコンプレックスに繋がる場合が多く、具体的な男性器の大きさよりも、男性が自信喪失に陥る事の方が、短小の悩みで、一番の弊害だと言われています。
何故かと言うと、男性は一般的に、巨根願望が強くその為、必要以上に自分の陰茎を小さく思い込みがちです。大きいペニスの方が、女性にも好かれると思い込みがちです。然し、女性の意見を聞くと、巨根である必要など、全く無いのだと言う事が解ります。また、自分が短小であると思い込み悩んでいる男性でも実際に、本当の短小では無いと言うケースも多いです。それなのに、短小で悩む男性の多くは、誤った思い込みからコンプレックスを持ってしまい、自信をなくしてしまいがちです。そしてその事が原因で、女性に対して苦手意識を持ったりすると、最終的には、心因性のEDに発展する場合もあり、それが最大の陰茎短小の悩みの弊害と言えます。
短小の論議になる場合に、基準とされるのが、日本人の平均的な陰茎のサイズです。これは、平常時で8?、勃起時で12〜13?程度だと言う意見が多く、これより小さいと短小と言う人もいます。然し、男性器は大きさだけが、全てではありません。むしろ、適度の大きささえあれば、多少小さくても、問題はないという意見も多くあります。
短小の定義としては、様々な意見がありますが、性行為の妨げとなる状態については、明らかに治療改善する必要があると言えます。例えば、マイクロペニスと呼ばれる勃起時で5センチ程度の短小状態であれば、正確には短小とは違いますが、キチンと医療機関で、治療を受けるべきだと言えます。それ以外の短小であれば、それ程心配する必要が無いとも言えます。
女性器とのマッチングの問題は、短小で悩む前に考えて欲しい事です。個人差はあるものの、女性の膣内の奥行きは、最深部で約7〜10?程度だと言われています。ですので、例え標準より小さくても、勃起した状態で、8センチ〜10センチ程度のサイズがあれば、性行為においては全く問題がないと言う事になります。