小学校5年生くらいのとき、私がはじめてマスターベーションをしました。当時自分のしていることがマスターベーションとは知らず、なんとなしに性器をいじっていたら気持ちがよくなって、激しくいじっていくうちに、性器が痙攣を起こしてびっくりしたことがあります。何度か繰り返していくうちに、その痙攣のときに性器の先から何か液体が出てくるようになりました。その意味を知ったのはしばらく経ってからでした。
私は小さいときから先生、小学校の同級生、親や親戚や保育園に対して優等生を演じていたので、苦しかったのだと思います。この性的快感は、私の秘密となり、秘密を持つことがスリリングで愉快でした。私は女性の股間を想像したり(見たことがないので本当の想像ですが)、気になっていた同級生のことを考えたりしてマスターベーションしていました。
中学時代には、クラスのいわゆる不良グループの人たちが「女には三つの穴がある」というのを傍から聞いて、とても興味をそそられました。表面上は成績がよくて性的なことなど興味などない優等生を気取っていましたが、実態は、女子トイレや、誰もいなくなった教室に入って、クラスの女の子のことを考えてマスターベーションをするような「変態」でした。この表と裏の使い分けは、いったんやりだしてしまってからは、どんどんとお互いに離れていき、裏の部分は、性的快感とより強いスリルを求めて、どんどん膨らんでいくようになりました。