新型インフルエンザは大人,子供の場合
【大人の場合】
1.呼吸困難または、息切れ
2.胸部または腹部の痛み、圧迫感
3.突然のめまい
4.意識混濁、錯乱(うわごとをいう)
5.ひどい、あるいは持続する嘔吐
6.インフルエンザ症状が一旦軽くなった後、再び発熱や咳がひどくなった。
【子供の場合】
また、子供に、けいれんや、意識障害、幻覚や異常行動などの症状がみられる場合は、インフルエンザ脳症の可能性があることから、病院に相談し、担当医師の指示にしたがうことがすすめられます。
かかりつけ医がいない場合など、受診医療機関がわからない場合は、都道府県や、保健所がもうけている、新型インフルエンザの相談窓口に、相談することができます。
こうした知識を徹底しておくことも、重症化と死亡を防ぐための対策として大切です。さらに、新型インフルエンザワクチンについては、7月から製造を始めていて、今年の10月以降に接種を進めることになっています。患者と接触する医師や看護師などの医療従事者、慢性病にかかっていて、重症化するリスクの高い人たちに、できるだけ早く安全なワクチンが供給できるよう、国に求めたいと思います
今、私たちにとって大事なことは、新型インフルエンザの実態をよく知った上で、過度に不安になったり、楽観的になったりするのではなく「正しくおそれること」だと思います。 |