妊娠中絶をすることのメリットは多く存在します。倫理を問われる中絶ですが、出産してしまうとひとりに人間の人生に責任を負わなければなりません。そのためには安定的な衣・食・住の確保が必要とされ、それ以外にも塾や学校へ通わせたりしなければなりません。
子宮の壁の中にできるタイプ。こぶが大きくなり子宮の内部が変形すると、子宮内膜の表面積が大きくなり出血量が増えます(過多月経)。貧血や子宮の収縮が強くなり生理痛がひどくなります。また、受精卵が着床しにくくなり不妊につながりやすいといわれています。
しょう膜下筋腫
子宮の外側に突き出すようにこぶができるタイプ。大きくなっても自覚症状がない場合も多く、下腹が出てきたと思っていたら筋腫だったというケースもあります。ただし、場所によって直腸や膀胱を圧迫し、便秘やトイレの回数が多くなる頻尿、下腹部の痛みを引き起こすことがあります。
粘膜下筋腫
子宮内膜の粘膜の下にできるタイプ。腫瘍が小さくても、不正出血や過多月経、貧血の原因になります。また、受精卵が着床しにくくなり不妊につながりやすいといわれています。
一般には基礎体温が二相性(低温相と高温相がある)であれば排卵していると考えてよく、排卵は最終低温日から上昇期の3日間に起こります。また排卵直前には、脳(下垂体(かすいたい))から多量のホルモン(LH)が分泌されるので、自宅の尿検査でチェックすることも排卵日の推定に役立ちます。
一定期間の性生活を行っているにもかかわらず、妊娠が成立しない状態を不妊症といいます。頻度は10組のカップルに1組の割合といわれています。この一定期間は、日本では2年以上とされていますが、1年経過したら不妊症の検査や治療を開始することもあります。
これに対して不育症(ふいくしょう)とは、妊娠しても流産・早産を繰り返して、胎児が出産まで育たない状態をいいます。
妊娠には気をつけている割には膣外射精なんて避妊方法でも何でもない方法をお取りなのですね。膣外射精で妊娠した人ってたくさん居るのですよ。彼女はたまたま今まで妊娠しなかっただけで。
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通常、人工妊娠中絶手術後は1週間〜10日ほど出血が続きますが、その後は出血は止まりおよそ1ヶ月ほどで生理が再開するのが普通です。生理が再開するまでの期間は個人により多少のばらつきはありますが、この間は妊娠前の身体の状態とさほど差がない状態にある(つまり、特に異常だと思われるような症状はない)のが普通です。人工妊娠中絶後に異常があった場合には不妊になる可能性があります。
さて、妊娠中絶の方法ですが、これには大きく分けて2通りの方法があります。一つは同じように頸管を拡張したあとに子宮収縮剤を用いて人工的に陣痛を起こして娩出させる方法です。主に妊娠中期の中絶に用いられる方法で、一般的には妊娠12週以降の中絶に対して行われるものです。この場合、胎児娩出から数日後に子宮内に残った胎盤の一部を出すために掻爬術を行うのが普通です。もう一つは器具を用いて子宮内を掻爬する方法で、妊娠初期にはこの方法で行うのが一般的です。ラミセル、ラミナリア桿などの水分を含んで膨化する器具を子宮口に挿入し、子宮頸管が拡張したところで子宮内掻爬を行います。
手術による中絶方法は薬による中絶ほどの辛さもなくはない、成功率はほぼ100%といわれるためにほとんどがこの方法をとっていますが、費用面では薬による方法よりも高めになります。しかし日本では薬による中絶は危険性も高いため、一般的には初期の段階で 吸引法とソウハ法などの手術による中絶を行っています。日本では多くの医師がソウハ法を行っています。